飯田照明は日亜化学工業製のUV LEDを採用した各種UV装置の開発を行なっている。今回,光とレーザーの科学技術フェアには直管形LEDブラックライトや高出力ハンディタイプのUV照射装置などを出展。
直管形LEDブラックライトはピーク波長が365nmで標準タイプの3種類と高出力タイプの2種類をラインナップしている。標準タイプでは定格ランプ電力11W/UV放射強度66μW/cm2の40S形,定格ランプ電力6W/UV放射強度31μW/cm2の20S形,定格ランプ電力3W/UV放射強度13μW/cm2の10S形を製品化。高出力タイプは定格ランプ電力22W/UV放射強度200μW/cm2の40S形,定格ランプ電力11W/UV放射強度95μW/cm2の20S形を開発した。寿命はいずれも2万時間。
ハンディUV照射装置は樹脂硬化用途を想定。屋外での作業にも対応する。サイズは充電池を含めW126×D60×H343mm,光源ヘッド部はW126×D60×H98。波長や出力,照度分布などはあらゆるカスタム仕様に対応するとしている。