2022年度量子ビームサイエンスフェスタ

2022年度量子ビームサイエンスフェスタ

日時:
会場:
つくば国際会議場(エポカル) 、オンライン併用
主催:
高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所、J-PARC センター、 総合科学研究機構(CROSS)、PF ユーザーアソシエイション(PF-UA)、 J-PARC MLF利用者懇談会

量子ビームは学術から産業にわたる広い分野において、その研究開発を支える重要なツールとして欠かせない役割を担っています。
KEK 放射光実験施設(PF)とJ-PARC 物質・生命科学実験施設(MLF)は比較的近い距離に位置し、放射光・陽電子と中性子・ミュオンの それぞれの特徴を活かしたマルチプローブ利用による新しいサイエンスも広がりを見せています。
2015年度から始まった量子ビームサイエンスフェスタは、施設スタッフとユーザーとの情報交換の場であるだけでなく、異なるプローブを用 いる研究者間の交流を通して将来の量子ビーム利用研究のあり方を考える場となることを目指し、開催されてきました。
8回目を迎える今回は、ポストコロナを見据えてこれまでのオンライン開催についてのアンケート調査を行い、要望が大きかったポスター発表 を含めた講演・発表プログラムの現地開催を実施する運びとなりました。また、PFシンポジウム、MLFシンポジウムについては、なるべく多く のユーザーの皆様に施設の最新情報を提供できるよう、一部ハイブリッドでのオンライン開催を継続いたします。
情報通信技術の発達により、研究室に居ながらにして最新の研究動向を収集できるようになりましたが、最先端の測定技術とそれを用いた 先進研究の融合を実現する上では、未だ人脈の構築が大きな意味を持っているかと考えます。
今回、4年ぶりに「対面での」交流を提供できる機会になるかと考えておりますので、大いにご活用いただければ幸いです。

多数の皆様のご参加をこころよりお待ち申し上げております。

2022年度量子ビームサイエンスフェスタ
実行委員長 山田 悟史
実行副委員長 宮田 登

(3/13)MLFシンポジウム:オンライン
(3/14)PFシンポジウム:現地開催(オンラインとのハイブリッド)
(3/15)量子ビームサイエンスフェスタ
    午前(基調講演):現地開催
             (オンラインとのハイブリッド)
    午後(口頭・ポスター発表):現地開催のみ

【プログラム】
3月13日(月) 第14回MLFシンポジウム
9:30-9:40 開会の挨拶                 
9:40-10:40 施設報告          
         MLF全体概要   
         中性子源   
         中性子ビームライン   
         ミュオン施設   
10:40-10:50 休憩 
10:50-11:50 施設トピック1 
11:50-12:00 集合写真撮影(オンライン)
12:00-13:30 昼休み 
13:30-15:00 MLF利用懇
総会 、ユーザーからの要望等
15:00-15:15 休憩 
15:15-16:30 施設トピック2:将来計画 
16:30-16:40 閉会の挨拶           

3月14日(火) 第40回PFシンポジウム
9:45-9:50 開会の挨拶         PF-UA会長 高橋 嘉夫
9:50-10:50 PF施設報告 (I)     【座長:北島 義典(KEK物構研)】
09:50-10:10   施設報告         船守 展正(KEK物構研)
10:10-10:30   光源報告         小林 幸則(KEK加速器)
10:30-10:50   ビームライン報告     清水 伸隆(KEK物構研)
10:50-11:00 休憩 
11:00-12:00 PF施設報告 (II)     【座長:五十嵐 教之(KEK物構研)】
11:00-11:15  測定器開発テストビームライン建設報告
                      中村 勇(KEK素核研)
11:15-11:30  広波長域軟X線ビームライン建設報告
                      大東 琢治(KEK物構研)
11:30-11:45  開発研究多機能ビームライン建設報告
                      若林 大佑(KEK物構研)
11:45-12:00  PF-S課題報告
               2021PF-S001 平野 馨一(KEK物構研)
               2021PF-S002 足立 純一(KEK物構研)
               2021PF-S003 中尾 裕則(KEK物構研)
12:00-12:15 総合討論 ①        【座長:船守 展正(KEK物構研)】
12:15-13:30 昼休み 
13:30-15:30 PF-UA/PF同窓会
13:30-13:50  PF-UA総会
13:50-14:20  PF-UA学生論文賞講演
14:20-15:00  PF-UA特別企画:T型課題10年
15:00-15:30  PF同窓会
15:30-15:40 休憩 
15:40-16:25 PF将来計画         【座長:小林 幸則(KEK加速器)】
15:40-15:55  短期計画報告 ① PF/PF-AR完全同時Top-Up化
                       東 直(KEK加速器)
15:55-16:10  短期計画報告 ② 電子ビーム軌道安定化
                       帯名 崇(KEK加速器)
16:10-16:25  長期計画報告         船守 展正(KEK物構研)
16:25-16:40 総合討論 ②        【座長:船守 展正(KEK物構研)】
16:40-16:45 閉会の挨拶          KEK物構研所長 小杉 信博
3月14日(火) SPF施設報告
16:45-17:00 SPF施設報告        【座長:雨宮 健太(KEK物構研)】
16:45-16:50  SPF施設長挨拶    小杉 信博(KEK物構研SPF施設長)
16:50-17:00  低速陽電子実験施設報告    和田 健(KEK物構研)

3月15日(水) 2022年度量子ビームサイエンスフェスタ
9:00- 9:10 開会挨拶 小杉 信博(KEK物構研所長)
9:10-10:10 基調講演 福島孝典(東工大)
高次構造を発現するソフトマテリアルのサイエンス
10:10-11:10 基調講演  中村智樹(東北大)
はやぶさ2サンプル分析から判明したC型小惑星リュウグウの形成・進化・衝突破壊のプロセス
11:10-12:00 来賓・主催者代表挨拶

来賓挨拶 古田 裕志  (文部科学省 科学技術・学術政策局 研究環境課 課長)
五十嵐 立青 (つくば市長)
山田 修   (東海村長)

主催者挨拶 山内 正則  (KEK機構長)
大井川 宏之 (JAEA理事)
12:00-13:00 昼休み 
13:00-14:30 ポスターセッション
14:30-14:45 休憩 
14:45-16:00 口頭発表 I

A-1 電池
14:45-15:10 藪内 直明(横浜国立大)
水系リチウムイオン
15:10-15:35 幸田 章宏(KEK-IMSS)
次世代太陽電池材料が高効率性を発揮するメカニズムを解明- ミュオンによる観測・評価法を活用、より高効率で低コストの材料開発へ期待-
15:35-16:00 今井 英人(FC-Cubic)
カーボンニュートラル実現に向けた水素・燃料電池技術開発と中性子・放射光解析への期待

B-1 生物
14:45-15:10 秋山 修志(分子研)
どうして生物の24時間リズムは安定なのか?
15:10-15:35 中野 実(富山大)
時分割中性子散乱によるリン脂質の膜間移動のエネルギー的・構造的洞察
15:35-16:00 橋口 隆生(京都大)
新型コロナウイルス変異株による受容体認識・中和抗体逃避の構造基盤および創薬展開

C-1 薄膜・表面界面
14:45-15:10 丸山 龍治(J-PARC MLF)
強磁性層間交換結合を利用した広バンド幅中性子偏極スーパーミラー
15:10-15:35 佐藤 宇史(東北大)
マイクロARPESを用いた新規材料のバンド構造解明
15:35-16:00 永沼 博(東北大)
グラフェン二次元物質/規則合金の異種結晶界面における垂直磁気異方性
16:15-17:30 口頭発表 II

A-2 材 料
16:15-16:40 土田 紀之(兵庫県立大)
その場中性子回折実験による高強度鉄鋼材料の変形挙動解析
16:40-17:05 丹羽 尉博(KEK-IMSS)
金属が破壊する瞬間に出現する不思議な原子配列
17:05-17:30 魏 代修(東北大)
高エントロピー合金

B-2 食品科学
16:15-16:40 川井 清司(広島大)
吸湿による乾燥微生物の再活性メカニズム
16:40-17:05 高木 秀彰(KEK-IMSS)
牛乳のナノサイエンス ~マルチ量子ビーム利用から探る牛乳内カゼインミセル構造~
17:05-17:30 佐藤 信浩(京都大)
小角散乱法による小麦タンパク質グリアジンおよびグルテニンの構造解析

C-2 磁性・強相関
16:15-16:40 池内 和彦(CROSS)
La2-xSrxCuO4における格子・電荷ダイナミクスと結合したスピン励起
16:40-17:05 組頭 広志(東北大)
二重量子井戸構造における共鳴トンネル現象の制御
17:05-17:30 吉田 紘行(北海道大)
カペラサイト型量子カゴメ反強磁性体CaCu3(OH)6Cl2・0.6H2OのµSRによる研究

お問合せ先:量子ビームサイエンスフェスタ事務局
E-mail:qbsf2022-office@ml.post.kek.jp