収差(Ⅲ)

4. 屈折力の変化とアッべ数の関係

レンズの屈折力は,式(3.74)に示したように,レンズの両面の曲率半径c1,c2を用いて,次式のように表すことができる。

(4.11)

この式より,屈折率がΔn(平均分散)変化した時の屈折力の変化ΔKは,次式で表される。

(4.12)

これらの式から,次の関係が導かれる。

(4.13)

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