ショット,プロジェクター用セラミックコンバーターを発売

独ショットは,デジタルプロジェクター向けに新たなセラミックコンバーターの供給を開始する(ニュースリリース)。

同社は,世界市場で黄色のセラミックコンバーターを提供しているが,今回,新たに開発した緑色製品の量産を始めた。日本市場では2018年の春より供給を開始する予定。

これら2色のセラミックコンバーターは,青色レーザー光源を黄色,または緑色の光に変換することができる。この光はカラーフィルターを通して,赤・緑・青の三原色に分けられ,デジタルプロジェクターで投影される。

新しい緑色の製品ラインナップにより,同社は,主要なデジタルプロジェクター技術すべてに対応した材料ソリューションを提供できるようになった。デジタルプロジェクター技術は,LCD(透過型液晶方式),DLP(デジタル・ライト・プロセッシング),およびLCOS(反射型液晶素子)の3つが一般的。そのうち,LCDは黄色セラミックコンバーターのみを使用するが,DLPは黄色と緑色の両方を使用する。

同社のセラミックコンバーターは,純粋な無機蛍光体材料で製造されているため,非常に高い熱安定性と優れた熱伝導性を有し,エネルギー効率が高い。これによりレーザー光源の長寿命化を実現する。そのため,TCO(総保有コスト)やエネルギー費用を大幅に低減することができる。

デジタルプロジェクターの高輝度化に貢献する2色のセラミックコンバーターによって,同社は日本での売上増と,さらに包括的なソリューションの提供をめざすとしている。

その他関連ニュース

  • リコー,超小型LEDプロジェクターを発売 2021年02月02日
  • エプソン,3LCD方式プロジェクター新モデル発売 2020年10月27日
  • 東工大,有害元素フリーの高効率青色発光体を開発 2020年09月17日
  • リコー,最至近投影が可能なプロジェクター発売 2020年07月27日
  • 富士フイルム,回転機構プロジェクターに新機種 2020年07月17日
  • アストロデザイン,高輝度8Kプロジェクター発売 2020年06月29日
  • ウシオのプロジェクター,日本科学未来館に採用 2020年06月17日
  • NHK,HD解像度の3D表示システムを開発 2020年04月06日