最近,印象に残ったニュースに,「フェイクTV会議で40億円の被害」(日経/ Finantial Times,2024/06/10)があります。英国のエンジニアリング会社が,「人工知能(AI)で偽動画をつくる「ディープフェイク」を使った詐欺被害に遭い,計2億香港ドル(約40 億円)を失った」そうです。
標的とされた社員は,英国本社のCFOを名乗る人物から「極秘の送金」に関するメッセージを受け取ったあと,CFOやその他の社員のクローンが集まるフェイク会議に出席し,クローンCFOに資金移動を命じられた,とのことです。
この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。