AIの進歩が脅威的です。ちょっと目を離した隙に,新しい技術成果や,新技術活用の動きがウェブ上に流れていて,筆者は,FOMO(Fear of missing out ,取り残されの恐怖)に陥りそうです。このところ,手元に届くウェブニュースには,AI関連記事が満載です。中でも,人と会話(チャット)したり,人に代わって文章を書いたり,画像を描いたりすることのできる,生成系AI(ジェネレーティブAI)の分野が過熱しているようです。
フォーブスの推計では,ChatGPTのユーザー数は,リリースから60日足らずで500万人を突破しているとのことです。最近,ビジネススクールの入試にも合格しました(CNN Business,2023/01/26)。昨年11月の本稿では,AIに意識が存在するかも,との議論を紹介しました。同じ稿で触れた画像生成AI「Stable Diffusion(SD)」は,ポップミュージックビデオやハリウッド映画で用いられ,今では1千万人以上が日常的に使っている,と書かれています。つい最近,静止画だけでなく動画版「Gen-1」もリリースされたそうです。
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