衛星と地上をつなぐ!日中米欧で進む自由空間光通信研究

今回は,オプトロ関連の話題に入る前に,Optics&PhotonicsNews,2018年12月号で見つけた,ちょっとショッキングなサーベイについてまずご紹介します。

主要国の研究者が出した論文数(国際共同研究や女性研究者の割合などと共に),国別に,2006年と2016年の数値がイラストになっています。2016年は中国;42.6万件(10年間で2.2倍以上に増加),米国;40.9万件(同じく7%増),EU全体;61.4万件(27%増)など,その中で日本だけが唯一この10年で1割ほど減らしていて,9.7万件。独・英はもちろんインド(11万件)より少なくなってしまっています。

OSAが出版する雑誌に掲載されたサーベイ,中国の躍進が注目点でしょうし我が国の特異性に特には触れられてはいませんが,グラフの色は少し変えてあります。我が国では,ご存じの通り,研究開発力の低下が問題となっています。私達は少なくとも状況や経緯を認識しておく必要があるのではと思いました。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  

    新規読者登録フォーム

    同じカテゴリの連載記事

    • 日本の未来に立ちはだかるエネルギー問題 井筒 雅之 2024年06月11日
    • 光業界に求む,チャレンジ精神 井筒 雅之 2024年05月10日
    • 新たな通信サービスの可能性 井筒 雅之 2024年04月11日
    • AIチップ需給拡大で動き出す半導体産業 井筒 雅之 2024年03月12日
    • レジリエントな通信システムの構築を目指して 井筒 雅之 2024年02月12日
    • 「新しい社会への変革」が動き出す鍵となるのは? 井筒 雅之 2024年01月10日
    • フローする情報と分極化する社会 井筒 雅之 2023年12月11日
    • 衛星コンステレーションの活用と次世代通信の行方 井筒 雅之 2023年11月10日