輸送用コンテナ


近年は国際貿易の重要度が高まっています。又,国際流通では特に海上輸送が圧倒的な比率を占め,コンテナが海上輸送の要となっています(図1)。一方でコンテナ不足が世界規模で続いていました。コンテナは殆どが中国製で,米中貿易摩擦により生産量が減少し,更にCOVID-19によるコンテナ滞留が続いたのです。

図1  世界各地の港湾におけるコンテナ取扱個数の推移(棒グラフ)と海上輸送と航空輸送の割合(円グラフ)(UNCTAD,国土交通省資料より作成)
図1  世界各地の港湾におけるコンテナ取扱個数の推移(棒グラフ)と海上輸送と航空輸送の割合(円グラフ)(UNCTAD,国土交通省資料より作成)

コンテナは単なる箱と思いそうですが,その発明は大きな可能性を創り出した革命でもあります。今回はそんなコンテナの歴史を追ってみました。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  

    新規読者登録フォーム

    同じカテゴリの連載記事

    • アレック・イシゴニスと“ミニ” 熟成考房舎 鴫原 正義 2023年06月05日
    • 昆虫食 熟成考房舎 鴫原 正義 2023年05月08日
    • 文字の発明 熟成考房舎 鴫原 正義 2023年03月20日
    • ジェットエンジン 熟成考房舎 鴫原 正義 2023年02月13日
    • イノベーション考 熟成考房舎 鴫原 正義 2023年01月10日
    • 洋上風力発電 熟成考房舎 鴫原 正義 2022年12月19日
    • ギブソンとフェンダー 熟成考房舎 鴫原 正義 2022年11月17日
    • ライブ音楽と動画サービス 熟成考房舎 鴫原 正義 2022年10月14日