テレビの黎明期

著者: higa

今年は,平成から令和に代り,平成の時代をあらためて見直した時期でもありました。中でも家電を含む電子機器の世界は目まぐるしく変わっています。例えば,日本の成長期を支えてきたブラウン管テレビは平成期に液晶に代り,大型化,デジタル化を経て,昨年から4K,8K放送が始まるなどの変革が続きました。今回は,そんなテレビ放送が始まる以前の世界を追ってみました。

画像の送信に関しては,スコットランドの時計技師アレクサンダー・ベイン(1811-1877)が1843年に考案したファクシミリの原形とも言われる機械が最も古いとされています。電気時計を考案中に磁石とコイルの動きを信号として送ろうとした「振子式水平走査画像電送装置」と称する特許を取得していますが,その発想は机上のみで終っていました。

更に,それを基にイタリアの司祭で物理学者のジョバンニ・カセリ(1815-1891)が1862年にフランス政府からの援助を受けて画像送信の実験をするなど,多くの人達が様々な展開を図っているのです。

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