1. 座標系
平面あるいは空間上の点の位置を示すために,座標系が必要となる。平面上の点は2次元座標系,空間内の点は3次元座標系を用いる。
1.1 2次元座標系
1.1.1 直交座標系
我々にもっとも馴染みのある座標系は,直交座標系である。図3.1に示すように,直交する2本の直線からの距離によって位置を表す。直交する2直線を座標軸,座標軸の交点を原点と呼ぶ。一般に,横座標軸をx軸,縦座標軸をy軸と呼び,平面内の点をそれらの座標(x,y)で表す。
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