ミラーやプリズムの利用

1. はしがき

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ミラーには以下の長所がある。
(a)結像,集光のとき,色収差がそもそも存在しない。
(b)大形化したときの重量がレンズに比べて有利。
(c)‌光線が内部に進入しないので,素材の不均一性(脈理など)の影響がない。
(d)光軸が短縮でき,装置を小形にできる。

光反射を利用する光学部品には曲面鏡,平面鏡,プリズムなどがある。OSLOにおける反射面の設定では,そこがミラーであることを指示する場合と,界面の全反射を生じさせる設定をする場合とがある。

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