QDレーザは,2024年5⽉14⽇開催の取締役会において,2024年6⽉28⽇をもって代表取締役社⻑ 菅原充氏及び取締役CFO兼経営企画室⻑ 幸野⾕信次氏が退任し,同⽇よりインフォマート取締役の⻑尾收⽒を代表取締役社⻑とする役員⼈事を内定し(ニュースリリース),2024年6月28日の第18期定時株主総会および同会終了後の取締役会を経て決定した(ニュースリリース)。
新社長の長尾氏は,2006年QDレーザ社外取締役,2018年インフォマート代表取締役社⻑,2022年インフォマート取締役会⻑を務めた。
同社は,もう⼀段の成⻑加速,企業価値の増⼤を図るためには,近年の⼤きな変化が続く事業環境に対応し,経営戦略を機敏にアップグレードしながら事業を展開・推進する必要性から,創業来の経営体制を更新することが適切であると判断し,成⻑戦略の推進と企業価値向上の実績を有する⻑尾⽒を社外から招き,代表取締役社⻑の交代を⾏なうことを決断した。
⻑尾⽒は,次期経営陣のリーダーとして,戦略的提携や海外展開を含む成⻑戦略の推進に取り組み,企業価値の向上に貢献する役割を果たすとしている。
なお,前代表取締役社⻑である菅原氏は,新経営体制では「Founder 兼最⾼技術顧問」に就任し,同社の強みの核⼼である半導体レーザー技術の先進性・独創性をさらに発展させることを通じて,また,必要に応じて経営に助⾔し,同社成⻑へ貢献していくという。