独Pepperl+Fuchs,小型測距センサーを発表

独Pepperl+Fuchsは,測定レンジ60mの「R200」小型測距センサを発表した(ニュースリリース)。

コンパクトなハウジングにTOF(time-of-flight)方式の測定ソリューションを凝縮し,非常に限られたスペースの条件でも堅牢かつ正確な長距離測定が可能となっている。

パルスレンジテクノロジー(Pulse Ranging Technology)を採用したこの製品は,現代のオートメーショントレンドであるセンサの性能向上と同時に設置スペースの削減を実現している。

R200シリーズは,白色のターゲットでは最大10m,リフレクタでは最大60mの距離の検出ができる。常に安定した距離測定信号を出力し,最大3mmの繰り返し精度を保つ。IO-Link最新バージョンV1.1.3に対応し,インダストリ4.0アプリケーションにも最適としている。

その他関連ニュース

  • 京セラ,極小物体の距離を計測可能なAI測距カメラ 2024年11月11日
  • ams OSRAM,低消費電力のdToFセンサを発売 2024年09月10日
  • ST,幅広い動作温度範囲を備えたToF測距センサ発表 2024年07月29日
  • NTCJ,距離演算回路内蔵3D TOFセンサの量産開始 2024年07月08日
  • 【OPIE】BROADCOMの光センサー,初出展
    【OPIE】BROADCOMの光センサー,初出展 2024年04月25日
  • 鉄建建設,3次元侵入検知システムを開発 2022年12月01日
  • JDI,通常映像とデプスマップの同時取得技術を開発 2022年11月07日
  • 独Basler,ToFカメラの新モデルを発表 2022年11月01日