横浜市は,DX推進の取組として,行政の業務やサービスにおける課題と,それを解決する民間企業等が有するデジタル技術をマッチングするオープンなプラットフォーム「YOKOHAMA Hack!」を運営し,今回,民間企業とのワーキングを踏まえ,新たな価値の創出に繋がる実証実験を行なうため「交通量調査のICT化」実証実験に向けたソリューション提案を募集すると発表した(ニュースリリース)。募集期間は令和6年3月5日(火)~4月12日(金)。
横浜市の交通量調査は,交通状況の把握や将来における道路計画・整備効果・維持管理等の基礎資料のデータ取得のため,交差点を対象として人手観測で行なっている。実証実験では,AIカメラやLiDAR等の ICTを活用し,効率的なデータの取得を目指すという。
測定対象の交差点を4箇所選定し,時間帯別・方向別・車種別の車両台数を測定するとともに,交差点の事情に合わせた付加価値のデータの測定・分析を想定している。
標準的な交差点形状や特殊な交差点形状で正確に交通量を計測ができるかという観点と共に,過去の調査や交通データから歩行者通行が多いなどの特徴をもった交差点を選定した。採択企業等と協議を行ない,交差点の特徴にあった調査を目指すとしている。