独IDSは,低照度下で優れたパフォーマンスを発揮する「uEye+XCP」および「uEye+XLS」カメラを発売した(製品ページ)。
両カメラはコンパクトな設計が特長で,組み込み用途などに最適だという。「uEye+XCP」モデルは,29x29x17mmの完全に密閉されたハウジングにCマウントレンズホルダーを装備している。「uEye+XLS」モデルは,29x29x7mmのボードレベルカメラで,C/CSまたはSマウントレンズホルダーの有無にかかわらず使用できる。
これらのUSB3産業用カメラは,Sonyの「Starvis 2」シリーズのセンサーを搭載し,低照度条件で優れた性能を発揮する。また,反射防止コーティングを施したローリングシャッターセンサーにより,レンズフレアと呼ばれる不要な反射がカメラ内で削減,または完全に除外されるとしている。
さらに,この製品はコスト面でも優れているという。 同社では将来的に,「Starvis 2」センサーの全シリーズを異なるカメラファミリーに導入しようと計画している。これにより,ユーザーは選択肢を最大限増やすことができるとしている。