自然科学研究機構(NINS)は,小型集積レーザーを手掛けるハイティラをNINSベンチャーとして認定しNINSベンチャーの称号を授与したと発表した(ニュースリリース)。
ハイティラは,NINS分子科学研究所の平等拓範氏が研究開発を進めてきた高性能小型集積レーザーの社会実装を目指し設立されたベンチャーで,平等氏はCTOに就き,代表取締役社長は平野嘉仁氏が務めている。
NINSでは,2019年8月に制定した「大学共同利用機関法人自然科学研究機構発ベンチャーの称号授与に関する規程」に基づき,機構の研究成果等を活用して起業された企業に対し,「NINSベンチャー」の称号の授与を行なっている。
NINSは今回の認定に際し,「研究成果などの実用化を促進することにより,社会経済への貢献を図ることを期待している」と述べており,ハイティラの今後のビジネス展開に期待を寄せている。