ams OSRAMは,「OSLON Submount PL」ファミリーLEDの新世代を発表した(ニュースリリース)。
これらの新しいLEDは,前世代の「OSLON Submount PL」製品ラインの製品コンセプトや品質を引き継いでいるとする。第3世代からは単一の色度ランクを指定して供給することが可能になり,メーカーは在庫を合理化したり,設計や工程を簡素化したりすることができる。また,安定した放熱特性,角度色差の少ない優れた配光特性といった優位点も持ち合わせる。
さらに,第2世代よりも約9%明るさが向上されることが確認されており,これによって自動車ヘッドランプ設計のシステムコストに貢献するという。
(1030 μm)2 LEA版は,高輝度と高効率の両面のバランスをとって改善を実現し,(1150 μm)2 LEA版は,効率を重視して最適化しているという。
第3世代製品は,現在(1030μm)2 LEA版のサンプル出荷を開始した。製品型名は,「KW2 C2LNL3.TK」(2チップ品)および「KW3 C3LNL3.TK」(3チップ品)。(1150μm)2 LEA版は2023年12月よりサンプル受注を開始するという。 製品型名は,「KW2 C2LPL3.TK」(2チップ品)および「KW3 C3LPL3.TK」(3チップ品)。
この新しい第3世代製品の投入で,エントリークラスの自動車と電気自動車向けでの標準的なヘッドランプ市場において強いポジションを維持するとしている。