米マウザー・エレクトロニクスは,スイスTE Connectivity(TE)の「アクティブ光ケーブルアセンブリ」の取り扱いを開始した(製品ページ)。
この製品は,従来のパッシブ銅線や新しいアクティブ銅線(ACC/AEC)ソリューションよりもケーブルの柔軟性が向上し,リーチが長くなり,軽量な相互接続で,高性能のネットワーク,ストレージ,データセンターアプリケーションをサポートする。
また,スイッチ内とスイッチ間の高速相互接続,高性能コンピューティング,人工知能(AI)と機械学習(ML)のためのサーバー間クラスタ,ルータと輸送機器,InfiniBandアプリケーションに適しているという。
さらに,広範囲のフォームファクタとデータレートに対応し,高性能な電子設計のために用途の広いソリューションを提供する。TEは,ストレートおよびブレイクアウト構成の両方で,スモール・フォームファクタ・プラガブル(SFP),クワッド・スモール・フォームファクタ・プラガブル(QSFP),クワッド・スモール・フォームファクタ・プラガブル倍密度(QSFP-DD),オクタル・スモール・フォームファクタ・プラガブル(OSFP)のアセンブリを提供する。
ケーブルアセンブリは,チャネルあたり28GNRZ,56G,112G PAM4で,25Gから800Gまでの集約データレートに対応している。広範囲のアセンブリにより,低減された消費電力とレイテンシを実現し,設置が容易で,複雑なデータセンターやネットワーキングアプリケーションを簡単に構成できるという。
さらに,低消費電力とデジタル診断機能内蔵を特徴とし,ホットプラグ可能で,RoHSに準拠しており,0℃から70℃までの商用動作ケース温度範囲に対応するとしている。