santecグループは,任意の光スペクトルを生成できるスペクトル整形器「WSS-2000」を開発したと発表した(ニュースリリース)。2023年8月より発売開始の予定。
この製品は,コア技術の一つであるLCOSを周波数(波長),パワー減衰制御デバイスとして採用することで,任意の光スペクトルを高い自由度で生成することが可能。光技術の評価環境構築に必要な,様々な要求に柔軟に応えるとしている。
光ネットワークでの周波数利用効率を向上させたエラスティック光ネットワークの評価及び検証用途に適している。また,高速信号用の光イコライザとして,光波長多重通信(DWDM)や直交周波数分割多重方式(OFDM)チャネル選択フィルタとして,あるいは波長選択スイッチ(WSS)エミュレータとして,各種測定に利用できるとしている。1×2及び1×4タイプをラインナップする。