Q2/2023,Siウエハー出荷面積は前年同期比割れ

米SEMIは7月25日(米国時間),2023年第2四半期(歴年)の世界シリコンウエハー出荷面積が前期比2.0%増の33億3,100万平方インチとなり,前年同期の37億400万平方インチからは10.1%減となったことを発表した(ニュースリリース)。

半導体業界は,様々な市場セグメントで過剰在庫の処理を続けており,ファブの稼働率を抑えざるを得なくなっている。その結果,シリコンウエハーの出荷は2022年のピークから減少している。

第2四半期のウエハー出荷面積は前四半期比では安定した推移を示しているが,全ウエハーサイズの中で300mmについてはプラス成長となったとしている。

四半期 2022年
第1四半期
2022年
第2四半期
2022年
第3四半期
2022年
第4四半期
2023年
第1四半期
2023年
第2四半期
出荷面積 3,679 3,704 3,741 3,589 3,265 3,331

(出典:SEMI 2023年7月)
*単位:百万平方インチ
*半導体用のシリコン以外を含まず

その他関連ニュース

  • 半導体製造装置販売額,前工程装置市場が著しい成長 2025年04月14日
  • 2024年度光産業出荷額,1.8%成長し12兆6309億円 2025年03月28日
  • 監視カメラ市場,画像解析システムが市場をけん引 2025年03月27日
  • ファブ装置投資額,AIインテグレーションが押し上げ 2025年03月27日
  • 物流ロボティクス,海外メーカー参入で市場競争激化 2025年03月11日
  • 2035年ADAS搭載台数,日米欧中で約8400万台に 2025年03月06日
  • 世界半導体製造産業,主要セグメントはプラス成長 2025年02月19日
  • スマート農業市場,リモートセンシングが普及拡大 2025年02月18日