ソニーは,国内生産オペレーションのさらなる強化を目的に,事業所の再編を実施する(ニュースリリース)。
具体的には,ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ(SGMO)湖西サイト(静岡県湖西市)で担っている放送用・業務用・シネマ制作用ビデオカメラ,及びメディカル用途のモニターやプリンター等周辺機器の国内における生産を,デジタル一眼カメラ用交換レンズなどを生産するSGMO幸田サイト(愛知県幸田町)に集約する。
SGMO湖西サイトは,すべての移管を完了する2024年6月末をもって生産活動を終了する予定。なお,湖西サイトに勤務する社員は,業務移管先となる幸田サイトへの異動を主に予定しているという。生産活動終了後の土地・建物の用途については,現時点では未定だとする。
今回の国内生産オペレーションの集約により,同社の国内におけるエンタテインメント・テクノロジー&サービス事業の生産拠点は現状の4サイトから3サイト(幸田・木更津・稲沢)になる。さらなるサイト間の連携とオペレーションの強化を図り,今回の施策を実行することで,より強固な事業基盤の確立をめざすとしている。