リコーは,レーザー光源を採用したデスクトップタイプの短焦点プロジェクター「RICOH PJ WXL4960/RICOH PJ WXL4960NI」を2022年7月1日に発売すとを発表した(ニュースリリース)。
これらの製品は,「RICOH PJ WX4241/RICOH PJ WX4241N」の後継機で,教室の大型提示装置に適したスペックと機能を搭載し,使いやすさも高めたという。生徒がケーブルに引っかからないよう,電源を含むすべての入力端子を前面に配置。投写位置に制約されない教卓設置タイプで,板書を邪魔せず黒板を自在に使える。スピーカー(8w×2)は,音が自然に広がり聞こえやすいように,背面に配置にしたという。
また,密閉型レーザー光学エンジンを採用し,80~100型の投影に適した4,000 lmの輝度と鮮明な画質で投影可能。起動とシャットダウンが早く,準備や片付けの時間を短縮する。さらに,約20,000時間と長寿命のためランプ交換不要で,導入後の費用と手間がかからない。
また,光源切れのリスクが低いため,授業や会議を中断される心配がないという。加えて,エアフィルターを必要としないため,長期間にわたりメンテナンスの手間を低減するとしている。
これらの製品のうち「RICOH PJ WXL4960NI」は,Coretronic Corp.が提供するネットワーク投影アプリケーション「CollaVision」のインタラクティブ機能により,投映・書込み・PC操作をワイヤレスで実現。また,本体内臓のアプリケーションにより,手軽にメモや書き込みができるPCレスインタラクティブ機能を搭載している。さらに,Miracast搭載で専用のアプリケーションをインストールせずともスマートフォンやタブレットから投影ができるという。