光技術展示会「OPIE’22」展示会場で,住田光学ガラス【ブースNo.J-22】は,ユメックス製のUV空間除菌装置を展示している。
この装置は半導体製造装置用のキセノンフラッシュランプを採用しており,殺菌用光源として一般的な低圧水銀灯よりも,ウイルス不活化に有効な200nm~300nmの波長域が高強度のため,効率的にウイルス対策ができる。
徳島大学の試験において,培養液中のコロナウイルスの不活化を実証しており,自治体や学校などに導入実績がある。深紫外LEDなどと比べてはるかにパワーが大きいので,部屋全体の除菌・ウイルス不活化に適している。また,人感センサーを搭載し,作業の安全も確保している。
装置は電源と発光部に分かれているので,発光部を三脚に載せてより広範囲を効率的に除菌・ウイルス不活化できるほか,用途や使用範囲に応じたカスタマイズも可能だとしている。