光技術展示会「OPIE’22」展示会場で,デルタ光器【ブースNo.Ç-01 オプトラインブース内】は,電動光ファイバーユニットを紹介している。
このユニットは,対向させたシングルモードファイバを空間で結合するもので,電動ステージにより30cm以内で光路長を調整することができる。カップリング効率は60%以上で,要望に沿った光学系を設計できるという。
これにより,例えばOCTではサンプル光路と参照光路の光路長差を精密に制御し,良好な干渉信号を得る必要があるが,この光路長調整用の可変機構として利用することができる。この製品は自社内で組み立てており,同社として新たな取り組みだという。
またブースでは,同社の製品としてFCコネクタに取り付けるだけでビームをコリメートすることができるレンズ組込み型レセプタクル・コリメータも展示している。