仏ヴァレオは,ホンダが行なった2021年度の優良感謝賞の表彰において,自動運転システムの供給により開発賞を受賞したと発表した(ニュースリリース)。
同社はホンダの新型レジェンドに車載制御ユニットと大半のセンサーを提供している。
具体的には5台の「ヴァレオSCALA 3D LiDAR」と2台のフロントカメラによって車の全周を検知し,データフュージョンコントローラー内のソフトウェアが,オブジェクト検知,データフュージョン,自己診断やフェイルセーフ操作などの安全関連機能のために車両の周囲360°を詳細に再現する。
これにより新型レジェンドは,2020年11月11日にSAE規格J3016で定義されたレベル3に準拠した「トラフィックジャムパイロット」(渋滞運転機能)に求められる国土交通省の型式指定を初めて取得した。