トプコンと米国100%子会社のTopcon Positioning Systemsは,クボタとスマート農業分野での共同研究契約を締結したと発表した(ニュースリリース)。
世界的な食料需要の高まりと,生産現場の人手不足が懸念される中,作業効率性と生産性の向上を目指すスマート農業への期待が高まっている。
クボタは長年にわたり世界の農業従事者に製品・サービスを供給し続けており,トプコンは自動化技術とDXソリューションで「農業の工場化」を推進している。両社はそれぞれの知見を持ちより,各種センサーを活用した農作業データの収集や管理,ビッグデータの活用,また自動化による生産性向上へのソリューションなど,幅広い分野でスマート農業の研究開発を共同で進めていく。
共同研究の主な内容は以下の3つ。
・センサー等を使用した農作業データの収集
・ビッグデータを活用した作物栽培ソリューションの研究
・車両管理及び自動化技術
両社の技術・ノウハウを持ち寄り,スマート農業分野における共同研究を通し,将来の事業化を見据えたイノベーションの創出に共同で取り組むとしている。