JDI,画像診断用ディスプレーを開発

ジャパンディスプレイ(JDI)は,高輝度,超高コントラストの「21.3型500万画素モノクローム液晶ディスプレイ」を開発した(ニュースリリース)。

この製品はLCDのデュアルセル技術を採用。デュアルセルとは,表示パネルに調光用パネルを重ねた,表示コントラスト向上を目的としたLCD二層構造を指すという。

医療現場における画像診断用ディスプレーには,正確な表示と高輝度,高コントラストによる画像診断のしやすさが求められている。今回,開発した技術では,デュアルセル構造に適したバックライト制御を行なうことで,LCDによる高輝度と滑らかな階調表現を有しながら有機ELと遜色ない黒の沈みを実現。

さらに,LCD構造の工夫と調光パネルの制御技術により,従来のデュアルセル特有の課題であった視角による二重像や表示欠けの問題,またそれを回避するための調光パネル表示制御によるハローの問題を改善し,医療画像診断用ディスプレーに要求される高い表示性能を実現しているという。

この製品は2021年5月よりサンプル出荷を開始する予定だとしている。

この製品の主な仕様(目標値)は以下のとおり。
・画面サイズ:21.3型
・画素数:2048×2560
・精細度:154ppi
・コントラスト比:≧500,000:1
・表面輝度:1,000cd/m2(最大輝度)
・階調:1,024階調(Real10bit)

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