パナソニックは,360°全方位の間取りと自己位置をすばやく正確に認識する空間認識技術「レーザーSLAM」を搭載したロボット掃除機「RULO(ルーロ) MC-RSF700/MC-RSF600」を10月30日に発売する(ニュースリリース)。いずれもオープン価格。
新製品は,「レーザーSLAM」を搭載し,1秒間に10回転・360°全方位(半径8m)を照射して間取りや床にあるもの,動くものなど部屋の環境をすばやく正確に認識・学習し,精度の高い地図構築と自己位置認識ができる。これにより,従来よりも掃除完遂性能を向上しました。また,広い範囲をすばやく認識できる事で掃除エリアを効率的に分割してラウンド&ルート走行で丁寧に掃除する。
また,専用アプリ「RULOナビ」に「リアルタイムマップ」を新搭載。「レーザーSLAM」による正確な間取りと自己位置,さらに走行軌跡を掃除中リアルタイムで表示し,どのように走行したか,今どこを走行しているかを外出先でも在宅時でもスマートフォンで確認できる。
ロボット掃除機がきちんと掃除しているかをリアルタイムに見る事で,掃除を任せられる安心感が向上するという。掃除終了後は「ゴミマップ」で掃除時間やゴミの分布など掃除結果を確認できる。
さらに,360°レーザーセンサーで人の足の動きを認識して一定距離を保ちながらついていく「otomo」機能を搭載。スマートフォンで指示することなく,簡単に任意の場所を掃除させることができ,人とロボットの協調をより楽しく感じられる新たな使いやすさの提案だとしている。