IDSは,オートフォーカス対応の産業用カメラ「uEye LE AF」シリーズのラインナップを拡充した(会社HP)。
これまで提供してきた6.4MP(IMX178,58fps)と18.1MP(AR1820HS,20fps)センサーを搭載したカメラに加えて,2.1MP(IMX290,120fps)と3.1MP(IMX265,80fps)のソニー製センサー搭載のモデルが加わった。また,シリーズとして初めてUSB Type-Cポートをボードに垂直に設けたモデルも用意しているという。
全てのカメラはUSB3.1 Gen1インターフェースのほか,LED光源や光電センサーへの電源供給に使えるUSB Power Deliveryを備えており,液体レンズの使用と制御も可能。オートフォーカス機能により,レンズを物理的に操作できない場合や,レンズと対象物の距離が頻繁に変わる場合にもシャープな画像を瞬時に取得できるとし,物流(荷物の入庫や仕分けなど)や交通監視といった分野のアプリケーションに適しているという。
また,36×36×20mmというコンパクトな設計から,組込み用画像システムでも強みを発揮するとし,小型の医療機器や産業機器への統合にも対応可能だとしている。