トライテラス,内視鏡室向けブルーライトを開発

トライテラスは,内視鏡室向け補助照明「terasuline wide medical(テラスラインワイドメディカル)」を発売した(製品ページ)。

近年,内視鏡を使用する医療の現場では,内視鏡モニターの視認性の向上を目的に青色照明の採用する動きが広がっているという。同社では,こうした要望を受け,従来の性能を確保しながらもコストを抑えた,新しい内視鏡室専用の照明器具としてこの製品を開発した。

内視鏡画像が見やすくなる原理は,お互いの色を補う「補色」の色彩効果を応用し,青色光がモニターに映る臓器の赤色を引き立てることにあるとし,機能性・デザイン性・利便性を踏まえながら,新しい照明として大規模な病院からクリニックまで様々な医療機関向けに開発されたとしている。

「後付けが可能な照明器具」をコンセプトとした器具設計のため,いつでも導入がしやすいという特長を持つ。また,内視鏡診察の際には室内を消灯する場合があるが,常夜灯のように手元が見えるので診察時の暗闇での作業の煩わしさが解消されるという。

この製品の主な特長は以下のとおり。
・内視鏡画像が映える「補色」の青色光
・モニターに映り込まない間接光照明
・専用調光器で調光・調色が可能
・天井への後付けが可能

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