顕微鏡を使わない顕微観察技術としてマイクロイメージングデバイスを開発するIDDKは,2020年4月17日までに大日本印刷(DNP),東芝,ミスズ工業の三社から第三者割当による資金調達を完了したと発表した(ニュースリリース)。
IDDKとDNPは,DNPが保有する画像・情報解析技術とIDDKが保有する顕微観察技術を用いて,バイオ,ヘルスケア分野での顕微観察・検査装置の開発を目指す。
IDDKと東芝は,東芝が保有する生分解性リポソーム技術とIDDKが保有する顕微観察技術を用いて,ライフサイエンス及び精密医療分野に向けた検査装置の開発を目指す。
IDDKとミスズ工業は,ミスズ工業が保有する生産・製造技術を用いて,IDDKが生産する製品・モジュールの安定供給を目指す。
【IDDKの概要】
会社名 :株式会社IDDK
代表者 :代表取締役 上野 宗一郎
設立 :2017年6月
資本金 :91.1百万円(2020年5月31日見込み,資本準備金含む)
従業員数:4名
所在地 :東京都江東区富岡1-12-8朝日ビル309
事業内容:顕微観察装置の開発,製造,販売,及び,顕微観察周辺技術の研究