ZMPは,中国RoboSenseが自動運転レベル4・レベル5実現に必要な高速走行時の物体検知するために開発した,128レイヤーの高精細3D-LiDAR「RS-Ruby」の販売を開始した(ニュースリリース)。
この製品は,32レイヤーの 「RS-LiDAR-32」(最小角度分解能0.33°)と比較すると約3倍の解像度,最大障害物検出距離も2~3倍と,高速自動走行にかかる厳しい要求水準を達成している。
この製品は垂直視野角の中央部分-6.39°から+3.81°の間に100レイヤー以上のレーザーが射出できるように設計されているので,車両の姿勢変化が大きい粗い路面を走行する場合でも車両前方の対象物を計測することができる(傾斜角3°以下)。
また,白線はもちろん道路標識や壁画までも,反射率から得られる情報により安定的に識別することができる。
主な仕様は以下の通り。
レイヤー数/128
ビーム波長/905nm
レーザークラス/Class 1
計測精度/±3cm
最大障害物検出距離/200m(反射率10%の物体について)
垂直方向視野角/-25°~+15°(40°)
垂直方向角度分解能/0.1°~
本体寸法/H:148.5mm x Φ:166mm
本体重量/3.7kg