ティー・イー・エムは,仏New Imaging Technologies(NIT)製近赤外線ハイダイナミックレンジInGaAsカメラ「WiDyシリーズ」の販売を開始した(製品ページ)。
低コストかつ高性能で,あらゆるアプリケーションに活用可能。独自のInGaAsセンサーを搭載し,近赤外波長での高感度だけではなく,あらゆる照明条件で撮影可能なハイダイナミックレンジ(HDR)という特長がある。インターフェースはUSB3.0,GigE,CameraLinkおよびアナログ出力まで用意し,独自のソフトウェア及びSDKも提供。主な用途として,溶接,監視,半導体検査,サーモグラフィーを想定しているという。
「WiDy SWIR」の特長は以下の通り。
・NIT特許取得済みHDRテクノロジー(120dB)
・解像度:QVGA,VGA
・冷却なし(TECless)
・HDR
「WiDy SenS」の特長は以下の通り。
・デュアルモードInGaAsセンサー(線形および対数)
・高感度
・HDR(120dB)
・解像度:VGA