ニデックの自家培養角膜上皮,製造販売承認

ニデックは,角膜上皮幹細胞疲弊症の治療を目的とした自家培養角膜上皮(開発名:EYE-01M)が,厚生労働省 薬事・食品衛生審議会 再生医療等製品・生物由来技術部会において,製造販売承認が審議され,了承されたことを発表した(ニュースリリース)。

角膜上皮幹細胞疲弊症とは,結膜と角膜の境界領域である角膜輪部に存在する角膜上皮幹細胞が,先天的または外的要因等によって消失することで発症する疾患。角膜が混濁し,視力の低下や,眼痛などの臨床症状が見られる。

同社は,「EYE-01M」の開発をジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)に委託し,2019年3月,J-TECが厚生労働省へ製造販売承認申請を行なった。今後,再生医療等製品の販売業許可を取得するとともに,承認後速やかに「EYE-01M」の販売準備を始める。なお,「EYE-01M」の製造はJ-TECが担当するとしている。

キーワード:

関連記事

  • OIST,錐体細胞が規則的なパターンを作る機序を解明

    沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究グループは,ゼブラフィッシュの網膜内の色を感知する細胞において,Dscambと呼ばれるタンパク質が “自分の仲間を避ける自己回避” をすることで,細胞同士が最適な間隔を保ち,最適な…

    2025.03.27
  • FBRIら,X線照射を造血幹細胞の再生医療に応用

    神戸医療産業都市推進機構(FBRI),日本赤十字社近畿ブロック血液センター,淀川キリスト教病院は,X線照射することで生着・分化する能力を除去した他者の臍帯血造血幹細胞も,X線照射していない自己の幹細胞と同様に,損傷した血…

    2024.06.11
  • 豊技大,視覚的な光沢感と瞳孔反応の関係を解明

    豊橋技術科学大学の研究グループは,視覚的な光沢感と瞳孔反応の関係を明らかにした(ニュースリリース)。 人間の目に入ってくる光量を調節する器官である“瞳孔”は,物理的に明るいものを見ているときに小さくなり(縮瞳),暗いもの…

    2024.04.18
  • NIIら,眼底画像から性別を推定するAIを開発

    国立情報学研究所(NII)と日本眼科学会は,日本医療研究開発機構(AMED)の支援により構築された学会主導データベース「JOIR」で収集された画像データを用いて,眼底画像から個人の性別を推定するAIを開発し,無償公開を開…

    2023.12.07
  • 立命大ら,シナプス情報伝達に新規情報処理機構発見

    立命館大学と米ノースウェスタン大学は,網膜に存在する新しいシナプス機構を発見し,視力に影響を与える疾患や症状に対する標的治療薬の開発を促進する可能性があると発表した(ニュースリリース)。 錐体視細胞からの神経伝達物質の放…

    2023.06.26

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア