SP,フェムト秒ファイバーレーザーを発表

米スペクトラ・フィジックス(SP)は,産業用フェムト秒ハイブリッドファイバーレーザー「Spirit®1030-140」を発表した(ニュースリリース)。

1030nmにおいて400fsの超短パルスで,140Wを超える出力,600μJを超えるパルスエネルギーを提供する。シングルショットから最大30MHzまでの調整可能な繰返し周波数とユーザー設定が可能なバーストモード動作による高い柔軟性により,ポリマー,薄い金属,サファイア,多結晶ダイヤモンドなどの高スループット,高品質の微細加工を実現。エレクトロニクス関連,医療デバイス,および産業用アプリケーションに適したレーザーシステムだという。

クラス最高のビーム品質と,内蔵パルスピッカーによるシングルパルスセレクションや高速出力可変により,高速加工を実現する。すでに実績のあるSpiritシリーズ産業用プラットフォームに基づいて,24時間365日の産業オペレーションと低い維持費を提供できるとしている。

複数の「Spirit-OPA」および「Spirit-NOPA」波長変換ユニットと組み合わせることで,3光子深組織バイオイメージングおよび超短パルス時間分解分光アプリケーション向けにも,可視域から赤外域までの高エネルギーの波長可変レーザーを提供するという。

この製品の主な特長は以下の通り。
・140W@1030nmの高出力
・600μJの高エネルギー出力
・シングルショットから30MHzの周波数可変
・パルス幅400fs以下で熱影響の無い最高品質の微細加工を実現
・低コストオペレーション
・24時間運転可能な信頼性

この製品の主なアプリケーションは以下の通り。
・ポリマーカッティング
・金属加工
・硬脆材の微細加工
・多結晶ダイヤモンド(PCD)カッティングと除去
・サファイア加工
・3光子顕微鏡
・OPAポンピング
・時間分解分光

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