リコー,8mm5M対応広角FAレンズを発売


リコーインダストリアルソリューションズは,画面サイズ2/3型5メガピクセル対応の画像処理用手動絞りレンズの新規ラインナップとして,焦点距離8mmの広角FAレンズ「RICOH FL-CC0820-5MX」を発売した(ニュースリリース)。

同社の5メガピクセル対応のラインナップのなかで最も画角が広く,高解像度かつ広視野での撮影が可能。従来のラインナップよりも短い焦点距離にすることで,カメラの台数の削減や省スペースなどの設置制限がある検査用途に適しているという。

現行4機種(焦点距離12mm,16mm,25mm,35mm)と同様に,JIIAのレンズ規格で最高性能等級のSランク基準設計を満たしている。また,フローティングメカニズムの導入により,画面全域において高解像度・高コントラストでシャープな画像の取得を可能にするという。

用途は,高密度なプリント基板の実装状態のチェック,金属板金のヘアラインなどの表面状態の確認,液晶モニターの画素抜けチェック,食品や薬品の形状・色・表面の異物検査などと幅広く,汎用性の高いレンズだという。さらに,このレンズを装置に組込むことで,装置の視覚センサーとしての働きもするとしている。

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