スタンレー電気は,11月25日開催の取締役会において,グループ会社のStanley Electric Holding of America, Inc.が,米国で窒化アルミニウム(AlN)半導体基板の開発・製造・販売を行なっているHexaTech,Inc.の株式を取得し子会社化することを決議したと発表した(ニュースリリース)。
同社は,深紫外LED製造のキーデバイスとなるAlN半導体基板の開発分野において優れた技術を持つHexaTech,Inc.を子会社とすることで,優位性の高いAlN半導体基板の供給体制を確立して深紫外LED製品の開発・量産スピードを向上させ,殺菌市場の開拓及び業績の拡大を図るという。
なおこの件が,同社の2020年3月期連結業績に与える影響は軽微と認識しており,HexaTech,Inc.の2020年12月期売上高は,5,400,000USD(約5.9億円)を計画しているとしている。