HOYAは10月29日,代表執行役決定により,2020年1月1日を効力発生日(予定)として,同社完全子会社であるHOYA CANDEO OPTRONICS(以下「CANDEO」)を吸収合併すると発表した(ニュースリリース)。
これまで同社グループのオプティクス事業部門が主力としてきたデジタルカメラ用レンズ市場が縮小する一方,監視用カメラや車載用カメラに象徴される新たな事業領域への広がりが活発化している。
このような状況下,HOYAオプティクス事業部門の光学ガラス・レンズに関する技術・ノウハウと,CANDEOの持つ光学・ホトニクス分野の様々な製品群や顧客ネットワークをより緊密に連携し組織を統合することにより,双方の強みを生かしてシナジーを創出し新たな市場の開拓・製品の開発を積極的に行なっていくとしている。