三菱電機は,FAセンサー「MELSENSORシリーズ」の新製品として,米コグネックスとの共同開発により,同社製シーケンサとの接続が容易で高い読み取り率を実現する物流・製造現場向けコードリーダー2機種を6月27日に発売する(ニュースリリース)。オープン価格。
FA技術とITを活用し,開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減する同社のFA統合ソリューション「e-F@ctory」の導入を支援する「CC-Link IE フィールドネットワーク Basic」などに対応。読み取ったデータをシームレスに収集・管理でき,物流や製造現場でのトレーサビリティーや品質管理の向上に貢献するという。
また,激しく損傷した状態の悪いコードでも安定した読み取りを実現するコグネックスの独自アルゴリズム「Power GridTM」を採用し,コードの高い読み取り率を実現。高輝度照明などのオプションと組み合わせることで,自動車部品のシャフトやベアリングなど光沢や反射が強い面に打刻されたコードも読み取り可能になるとしている。