富士フイルム,独自配列のセンサーで発明表彰受賞

富士フイルムは,発明協会が主催する令和元年度全国発明表彰において,「周期性の低いカラーフィルター配列を用いたデジタル撮影素子の発明」で,「文部科学大臣賞」と「発明実施功績賞」を受賞した(ニュースリリース)。

全国発明表彰は,日本の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に,独創性に富む優れた発明などを表彰する制度。「文部科学大臣賞」は,科学技術的に秀でた進歩性を有し,かつ顕著な実施効果をあげている発明などに与えられ,また「発明実施功績賞」は,「文部科学大臣賞」を含む特別賞などを受賞する法人の代表者に贈呈される。

今回の発明は,同社デジタルカメラに搭載しているイメージセンサーに,周期性の低い独自のカラーフィルター配列を採用することで,解像度低下の原因となっていた光学ローパスフィルターを使用せずに色モアレを抑制し,高画質な写真撮影を実現するもの。同社はこの技術を,ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T3」や「FUJIFILM X-T30」など「Xシリーズ」の「X-TransTM CMOS」センサーに採用している。

受賞および受賞者は以下の通り。

文部科学大臣賞
田中 誠二氏(R&D統括本部 光学・電子映像商品開発センター 技術マネージャー)
林 健吉氏(R&D統括本部 光学・電子映像商品開発センター)

発明実施功績賞
助野 健児氏(代表取締役社長・COO)

なお,表彰式は,6月10日,ホテルオークラ東京にて行なわれる予定。

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