市光工業は,小型ランプを生産する連結子会社のハクデンについて,2019年12月をめどに解散すると発表した(ニュースリリース)。
同社は,経営体質の強化に向けた事業構造改革を推進し,この一環としてグループ会社の再編に取り組んできた。
ハクデンについては,これまでも業績改善に取り組んできたが,今後,大幅な売上の減少が見込まれ,業績改善が困難と判断されること,一部品目については市光工業藤岡製造所へ生産を集約することで効率性が向上すること,現状でも財務状況は債務超過の状況にあることなどを総合的に鑑み,解散することになった。
ハクデンは,2019年12月末に生産活動を終了し,株主総会(解散決議・清算手続開始)を行ない,2020年12月末に清算結了する予定とする。
なお,ハクデンの有する仕入先等に対する債務については,同社支援により全て完済する予定。また,今回の解散が同社業績に与える影響は財務諸表に反映済みとしている。