ニコンは,自動運転の基盤技術であるLiDARセンサーの開発・製造企業である,米Velodyne Lidar,Inc.(Velodyne)と受託生産契約を締結したと発表した(ニュースリリース)。
同社はVelodyneに対し,US$25Mの出資を昨年実施している。以降,同社の光学技術および精密技術と,VelodyneのLiDARセンサー技術の融合を目指し,両社は,技術開発および製造での協業を含めた検討を行なってきたという。
今回の契約により,同社の子会社である仙台ニコンが,Velodyne向けのLiDARセンサーの量産を今下期から開始する予定。今回の受託生産契約の締結は協業の第1弾であり,今後,幅広い多角的なビジネスアライアンスの検討を継続していくとしている。