三菱電機,5G向け25Gb/s EML CANレーザーを発売

三菱電機は,第5世代(5G)移動通信システム基地局ネットワークの光ファイバー通信で使用される光通信用デバイスの新製品として,「25Gbps EML CAN」を11月1日に発売する(ニュースリリース)。

この製品は,25Gb/s EML製品として,業界で初めてTO-CANパッケージを採用した。TO-CANパッケージの広帯域化により,EML素子を搭載したTO-CANパッケージ製品として業界初の伝送速度25Gb/sを実現し,移動通信システムの高速大容量化に貢献する。また,このパッケージにより従来製品と外形寸法の互換性を確保している。

さらに,熱電変換素子の小型化により消費電力を従来製品比約40%低減し,移動通信システムの低消費電力化に貢献する。これにより,一芯双方向光モジュールや光トランシーバーなどへの組み立てが容易となり,生産性向上に資するとしている。

その他関連ニュース

  • NICTら,既存光ファイバの伝送容量の世界記録を達成 2024年03月29日
  • 古河電工,CPO用ブラインドメイト型外部光源を開発 2024年03月28日
  • NTT,マルチベンダでの400・800Gb/s相互接続デモ 2024年03月27日
  • 古河電工,前方励起ラマンユニットの信号品質を向上 2024年03月22日
  • 古河電工,デュアルポート励起光源の高性能化に成功 2024年03月22日
  • santec,小型トランシーバ用フィルタ/モニタ開発 2024年03月22日
  • 三菱電機,波長モニタ内蔵のDFBレーザーを開発 2024年03月22日
  • NTTら,12コア光ファイバーで7,280kmの伝送に成功 2024年03月22日