日本板硝子は,同社のヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)対応ガラスが,米ゼネラルモーターズ(GM)の新型ピックアップトラックに採⽤されたと発表した(ニュースリリース)。
採用が決まったのは,北⽶で発売予定のGMピックアップトラック「GMC シエラ」と「シボレー・シルバラード」(2019年モデル)。フルサイズ・ピックアップトラックのフロントガラスとしては初の搭載となるHUDは,縦7.62㎝,横17.78㎝のカラー画⾯で,ドライバーの視線の先に運転情報を表⽰するもの。
同社独⾃の⾼精度プレス技術は,新⾞のオプション採⽤が増えているHUDに必要な複雑形状で⾯精度の⾼いフロントガラスの製造に強みを発揮するという。HUD等の運転⽀援システムの技術⾰新により,⾼性能の⾃動⾞⽤ガラスの需要は世界的に拡⼤を続けている。同社ではニーズに応えるべく,継続的に設備投資を⾏なっており,今後も新しい⾃動⾞⽤ガラスの世界的な需要に積極的に対応していくとしている。