パイオニアは,昨年12月の発表以降,NVIDIAとの協業を進めているが,今回,同社が開発を進める「3D-LiDAR」が,同社が開発・提供を進める自動運転用のソフトウェア開発キット(SDK),「NVIDIA DriveWorks」の対応製品となったと発表した(ニュースリリース)。
「3D-LiDAR」は,遠方の物体までの高精度な距離の測定や,物体の大きさを検出できるセンサーで,物体形状の把握も可能なため,自動運転に不可欠なキーデバイスと言われている。同社は,2020年以降の量産化を目指し,高性能で小型,軽量,低コストな「3D-LiDAR」の開発を進めており,昨年9月より,国内外の自動車メーカーやICT関連企業などへ「3D-LiDAR」のサンプル供給を開始している。
「NVIDIA DriveWorks」には,自動運転用のリファレンス アプリケーション,ツール,ライブラリ モジュールが含まれており,「NVIDIA DRIVE AI コンピューティングプラットフォーム」を活用して開発を進めるメーカーやデベロッパーをサポートしている。