東京大学化学専攻教授の合田圭介氏が公益財団法人新技術開発財団の「市村学術賞(貢献賞)」 を受賞された(ニュースリリース)。
この賞は,「大学ならびに研究機関で行われた研究のうち,学術分野の進展に貢献し,実用化の可能性のある研究に功績のあった技術研究者またはグループに贈呈」するもの。
従来型のCCD/CMOSイメージセンサーに内在する速度限界を克服することで、数桁以上の速度向上を達成し、明視野と共焦点蛍光のモダリティで連続モード撮像の世界記録を打ち立てたイメージング法や,従来技術より数桁高速なラベルフリー分子計測技術を可能とする二種類の超高速コヒーレントラマン分光法の創出など,合田教授の「画期的な超高速イメージング法・分光法の創出及び産業・医療への展開」における研究実績が高く評価され,受賞に至った。