フジクラ,操作性/保守性を向上した光ファイバー切断工具を開発

フジクラは,通信用光ファイバー心線を切断するための工具として,従来機から操作性,保守性を向上させた,「新型単心光ファイバー切断工具」を開発し,2018年度上期より販売を開始する(ニュースリリース)。

新製品は切断刃および光ファイバーを把持する樹脂部材の交換を作業者が行なえるようになり,保守にかかる時間と費用の大幅な削減が期待できる。

また,光ファイバーの繰り返し切断によって円盤型切断刃の一部分が摩耗した場合,従来はレンチを用いて円盤型切断刃の固定を解除し,摩耗していない部分へ切断刃を回転させた後,再度レンチで切断刃を固定する必要があった。新製品では,レンチ等の工具を使わず,ダイヤルを回すだけで円盤型切断刃の位置変更(回転)が可能になった。

さらに,切断工具上面に配置されたレバーは,開き角度が90度以上に拡大し,切断部に光ファイバーを容易にセットすることが可能になった。レバーの開閉操作で円盤型切断刃が往復する連動機構も採用し,1操作のみで切断作業が完了する。従来機と比較して,作業効率が大きく改善されたとしている。

キーワード:

関連記事

  • OKI、ライテラ、慶大、空孔コア光ファイバーで広帯域・1芯双方向伝送に成功

    沖電気工業(OKI)、ライテラジャパン、および慶應義塾は、空孔コア光ファイバー(HCF)を用いた次世代光回線の実証において、1.26μmから1.58μmの広帯域波長多重信号による1芯双方向伝送に世界で初めて成功した(ニュ…

    2026.05.27
  • 徳島大と岐阜大、420GHz超で初の100Gb/s級無線通信を実証

    徳島大学と岐阜大学工学部の研究グループは、光ファイバー接続マイクロ光コムを用いたテラヘルツ波生成と多値変調技術を組み合わせたマイクロ光コム駆動型テラヘルツ通信システムを開発した(ニュースリリース)。 次世代移動通信システ…

    2026.05.22
  • 慶應大、プラスチック光ファイバーで212.5Gb/sの50m伝送に成功

    慶應義塾大学の研究グループは、データセンター向け短距離光通信の高速化に貢献する屈折率分布型プラスチック光ファイバー(GI POF)を開発し、次世代の1レーン212.5Gbps(ギガビット/秒)の50m伝送の実証に成功した…

    2026.05.07
  • 反射型光ファイバー分布計測で6 mm分解能、芝浦工大と横浜国大が実証

    芝浦工業大学と横浜国立大学の研究チームは、光ファイバーに沿った温度やひずみの分布を測定する反射型のブリルアン光相関領域反射計(BOCDR)において、6 mmの空間分解能を実証した(ニュースリリース)。反射型ブリルアン計測…

    2026.04.17
  • 夏目光学、東大との産学連携による高精度X線ミラー開発が「ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞

    夏目光学(長野県飯田市)は、「ナノサイズの微小世界から何億光年と遥か宇宙の彼方を探る高精度X線ミラーの開発」により、第10回「ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞した(ニュースリリース)。本開発は、東京大学先端科学技術研究セ…

    2026.04.03

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア