独ショットは,電子部品の日本市場における優位性をより高めるため,NEC SCHOTTコンポーネンツの発行済み株式のうち,NECの保有する49%の株式を取得する契約を締結した(ニュースリリース)。
また,12月12日付にて,ショットの完全子会社化した。NEC SCHOTTコンポーネンツは今後,「ショット日本株式会社」を新社名とする。
ショット日本は,気密端子(ハーメチックシール)や温度ヒューズなどの電子部品を製造する。製品の主な用途は,電子デバイス,家庭用電化製品,自動車,オプトエレクトロニクスなど。同社は,2000年に設立され,現在約190人の従業員を擁している。
ショットは,日本市場におけるショットのブランド強化を目指して事業再編を進め,ショット日本と,ショットグループの日本における販売会社であるショット日本の統合を計画している。統合後は、「ショット日本株式会社」(英語名:SCHOTT Japan Corporation)の社名のもとに両社の事業を継続する。