在日ドイツ商工会議所は,第10回ドイツ・イノベーション・アワード「ゴットフリード・ワグネル賞 2018」の公募を開始した(ニュースリリース)。応募締切は2018年1月9日となっている。
同賞は,日本を研究開発の拠点として活動しているドイツのグローバル企業9社によるプロジェクトで,日本の若手研究者支援と科学技術振興,そして日独の産学連携ネットワーク構築を目的としている。
応募資格は日本の大学・研究機関に所属する45歳以下の研究者で,対象分野は,材料,デジタル化とモビリティ,エネルギー,ライフサイエンスの4分野。各分野につき1件,計4件を表彰し,それぞれ賞金250万円(総額1,000万円)を授与する。
共催企業の専門家による一次審査,および学術界の専門家による二次審査を経て,最終審査で上位数名よるプレゼンテーションと面接が行なわれ,受賞者が決定される。
同賞は,日本に縁の深いドイツ人科学者ゴットフリード・ワグネルにちなんで名付けられた。共催企業は,BASFジャパン,バイエル ホールディング,ボッシュ,コンチネンタル・ジャパン,ダイムラー,エボニック ジャパン,メルク,シェフラージャパン,シーメンスグループ。