アイジュールは,紫外感度を持つ400万画素(4Mpixel)のUV高感度カメラ「ID4Mシリーズ」を発売した(会社HP)。
11μmと大きい画素セルサイズのsCMOSセンサー(BSI)を搭載し深紫外領域から近赤外領域まで高感度を実現した。ユーザーはピーク感度を振り分けた3つのセンサーから用途に合わせてカメラを選択することができる。
カメラの映像出力インターフェースはCameraLinkと光インターフェースに対応し,モノクロ12bitおよびHDRモード(High/Low各12bit)をファンなしの空冷環境で出力することができる。
高感度性能によって濃淡判別が難しかった官能検査アプリケーションや,今まで不可能だった深紫外領域の観察を行なうことができる。
適応分野は,半導体/電子材料/フィルム/プラスチック/印刷/金属/ガスなど。応用用途として,UV吸収または高感度性能を利用した外観検査,官能検査などを想定している。